2017年05月15日

ジェットフォイルの建造と船体カラーリングデザイナーの決定について

当社は、伊豆諸島航路向けのジェットフォイル1隻を川崎重工業株式会社神戸工場において建造し、2020年6月頃に就航させることを決定いたしました。

 ジェットフォイルの建造は、国内では1995年以来、22年ぶりに行われることとなり、当社で所有するジェットフォイル4隻のうちの1隻「セブンアイランド虹」(1981年竣工、281トン)の代替となります。

 併せて船体のカラーリングデザインを、アーティストの野老朝雄(ところ・あさお)氏に依頼いたしました。
野老氏は、9.11以降「繋げる事」をテーマに紋様制作を始められ、大名古屋ビルヂング下層部ファサードガラスパターン、BAO BAO ISSEY MIYAKEに『TOKOLO PATTERN』アートワーク提供、東京2020オリンピック・パラリンピックのエンブレムのデザインを手掛けるなど、美術・建築・デザインの境界領域で活動を続けていらっしゃいます。
当社が本土と伊豆諸島を「繋ぐ」役割を担っていることから、今回初めて船体へのカラーリングを手掛けることとなりました。
 なおジェットフォイルのネーミング(船名)も野老氏に依頼をしております。

 ジェットフォイルは全長27.5メートル(水中翼ダウン時)、幅8.5メートルと小型ながら、254名の旅客定員を有し、航海速力は43ノット(時速80キロ)で航行する船です。
 大量の水を吸って圧力をかけて噴射することで揚力を得て、水中翼以外は船体が水面上に浮かび上がって航行するため、波の影響を受けにくく、快適な乗り心地を実現しています。
 また東京〜大島間120キロを1時間45分で結ぶ速達性で高速・多頻度で運航しており、2002年4月の導入以来、島民の生活航路やリゾート航路として欠かすことのできない存在となっています。
 そして2013年10月26日に死者・行方不明者39名を出した伊豆大島土砂災害の際にも、その機動力を活かして救援活動を行うなど、ジェットフォイルが果たす伊豆諸島航路での役割は大きなものとなっています。

以上

 

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