乗せて、
運んで、
届けて10年。

はたらく船は
今日も行く。

2024年、東海汽船とそのグループ会社
(伊豆諸島開発、伊豆七島海運、神新汽船)の
船舶5隻が、初就航から10周年を迎えます。


この日を迎えることができたのは、
これまでご利用いただいた皆様のおかげです。


これからも安全・快適に、
島と本土を繋ぐ存在として運航してまいります。

お知らせ

  • 10周年記念フォトコンテスト開催

  • 友正丸にて横断幕を掲出

  • あおがしま丸記念乗船券の発行

お知らせ一覧

就航10周年の船舶

10周年を迎える船は、いずれも島民の
生活物資を運ぶ、
縁の下の力持ち的存在です。

  • 伊豆諸島開発株式会社

    時化に強い頼れる貨客船「あお丸」 あおがしま丸

    主船の座は「くろしお丸」に譲りましたが、八丈島〜青ヶ島航路では貨客船として活躍。 週1便東京へ来て青ヶ島の物資を輸送しています。 その他大型客船・貨物船の代行船として東京〜伊豆七島各島の物資を輸送しています。

  • 船長に聞く、 あおがしま丸のこと

  • 就航10周年を迎えて

    本船は先代「黒潮丸」と「還住丸」の航路を一本化するプロジェクトで、スピードと省エネを重視して誕生しました。就航当初は前途多難でしたが、陸上関係者や乗組員の協力によって運航体制を築き上げました。2022年に新造船「くろしお丸」に引き継いだ後は、先代「ゆり丸」から予備船代航を受け継ぎ、今では各島から大型客船や貨物船の代航船として期待される船になれたことを、関係者各位に感謝します。

    あおがしま丸 三浦船長
  • あおがしま丸の好きなところ

    建造計画にあたり、各メーカーも初の試みで速力を重視したため、操船については通常と異なり、本船はじゃじゃ馬で思うように動いてくれません。潮流などに左右される各島で本船を操船者、船首尾配置員、舷門配置員、及び陸上作業員が一丸となり、日々の運航ができるのが好き、と言うか感謝です。

    あおがしま丸の注目ポイント

    • -乗組員が愛情を持って整備している船体内部、及び船体外部や操舵室(ブリッジ)など
    • -客室通路に掲示されている青ヶ島村の写真パネル
    • -荒波の中を乗組員と陸上員との連携で運航する姿
    船の司令塔となる操舵室(ブリッジ)
    客室通路に掲示されている青ヶ島村の写真
  • 整備が行き届いた機関室
    客室通路に掲示されている青ヶ島村の写真
  • 今までに最も印象に残った出来事

    毎年クリスマス寒波(大時化)の過酷な条件の中を、子どもたちや島民の方にクリスマスケーキや年末年始の物資、及び移動客を運ぶ使命感で就航した際に、「船員さん、ありがとう。」と言われたひと言と笑顔です。

    航行中、最も素晴らしいと思った景色

    ここ数年、11月頃から4月頃の間、八丈島~青ヶ島航路にクジラが多数見られます。青ヶ島の岸壁近くでも常時普通に見られる光景です。

  • 伊豆七島海運株式会社

    貨物船のリーダー的存在 友正丸

    主に八丈島への貨物輸送をしています。 コンテナは最大船倉内に36、デッキに24積載可能です。

  • 船長に聞く、 友正丸のこと

  • 就航10周年を迎えて

    貨物部、事業グループ、作業班、八丈マリン、株式会社永井そして大島、利島、伊東、三宅島、御蔵島の皆様に見守られ、本船は大きな事故や故障もなく就航10年という大きな節目を迎えることができました。小職は2016年から本船の一等航海士として乗船し、昨年からは船長となりました。節目の10年に船長として乗船することができ、感慨深いものがあります。これも荷主様をはじめ、関係者の皆様からのご尽力の賜物と思っております。

    友正丸 M船長
  • 友正丸の好きなところ

    「船乗りになりたい」と思っていた高校生の時に、初めて一人旅で乗船したのが八丈航路「すとれちあ丸」でした。人生色々あるなかで一度諦めた船員人生を友正丸で再開し、高校生からの夢である「船長」として、毎日八丈航路を友正丸とともに過ごす時間が好きですし、感謝しています。

    友正丸の注目ポイント

    先代の船長から引き継ぎ「常に進化する友正丸」を念頭に作業する乗組員たち。常に進化する友正丸に注目してほしいです。

  • 今までに最も印象に残った出来事

    浦賀水道航路南方海域で漂流者を乗組員一同力を合わせ、海難救助を実施したことです。

    航行中、最も素晴らしいと思った景色

    御蔵島〜八丈航路の昼は水平線を眺め、夜は満点の星空をイルカやクジラとともに眺める景色は最高ですよ。

  • 伊豆七島海運株式会社(田口汽船株式会社)

    オレンジカラーがチャームポイント 第五十八日祥丸

    主に三宅島・御蔵島への貨物輸送をしています。 友正丸と同じ造船所で造られた姉妹船です。友正丸との見分け方はブリッジの 屋根がオレンジ色になっているところ。

  • 船長に聞く、 第五十八日祥丸のこと

  • 就航10周年を迎えて

    第五十八日祥丸に乗っての10年はあっという間でした。船員として、船長として、「船の安全」を一番大切にしています。

    第五十八日祥丸 佐々木船長
  • 第五十八日祥丸の好きなところ

    船内の雰囲気。乗組員が和気あいあいとして、ざっくばらんなところが好きです。

    第五十八日祥丸の注目ポイント

    海水をとってきて、水族館へ運ぶ仕事もしています。大量なので、毎回6~7回は海水をコンテナに入れ替えて運ぶ必要があります。ときにはピンポイントにこのエリアの海水を汲んでほしいというオーダーも。
    ※海水は第五十八日祥丸のほか、友正丸・あおがしま丸も輸送します。

    海水をコンテナに入れ替える作業
  • 海水をコンテナに入れ替える作業
  • 今までに最も印象に残った出来事

    コロナ禍での会社の対応の早さ。コロナ陽性者が出たとき、検査会場まですぐに連れて行ってくれました。

    航行中、最も素晴らしいと思った景色

    三池(三宅島)から見える朝日。夜間作業を終え、食事をとる際に見える朝日は何とも言えない!

  • 東海汽船株式会社

    歴史を受け継ぐ三代目 橘丸

    東京~三宅島~御蔵島~八丈島航路を運航しています。 ディーゼル主機関1基1軸+電動駆動 プロペラ(アジマス推進器)の「ハイブリッド方式」によって 低燃費、低騒音、低振動を実現し、「電子制御燃料噴射装置」搭載で排気ガス中のCO2(二酸化炭素) NOx(窒素酸化物)を減少。燃費の削減、環境対策に「排ガスエコノマイザ」を装備したスーパーエコシップです。

  • 船長に聞く、 橘丸のこと

  • 就航10周年を迎えて

    当社で初めてアジマス推進器を搭載した橘丸を10年使用しましたが、この航路には最適だと思います。10年間無事運航できました。
    ※アジマス推進器とは、繭のようなかたちをした「ポッド」に大きなプロペラがついた、船を推進させるための装置です。

    橘丸 石井船長
  • 橘丸の好きなところ

    アジマス推進やタンデムハイブリッドシステムの操縦性能の良さ。
    ※タンデムハイブリッドシステム
    タンデム:前部のCPP(可変ピッチプロペラ)と後部のアジマス推進器の2つのプロペラを一直線上に配置
    ハイブリッド:ディーゼル推進(CPP)と電気推進(アジマス推進器)

    橘丸の注目ポイント

    船を遠くから見た時のスタイル(デザイン)の良さ。

  • 今までに最も印象に残った出来事

    三菱重工の下関造船所で橘丸の進水式に立ち会えたことです。

    航行中、最も素晴らしいと思った景色

    東京入港時、レインボーブリッジ手前より望む東京の夜景。

  • 神新汽船株式会社

    車も運べるカーフェリー フェリーあぜりあ

    下田~神津島~式根島~新島~利島~下田を運航しています。 東京諸島、当社グループ初となる貨客船兼自動車航送船です。

  • 船長に聞く、 フェリーあぜりあのこと

  • 就航10周年を迎えて

    お客様や当社従業員をはじめとする皆様に支えられたおかげで、10周年を迎えられたことに感謝しております。

    フェリーあぜりあ 田子内船長
  • フェリーあぜりあの好きなところ

    新造船建設時より携わらせておりますので、船体すべてに愛着があります。

    フェリーあぜりあの注目ポイント

    船尾ショアランプを使用しての車両の積み下ろしです。安全かつ丁寧な作業を心がけてます。 ※ショアランプは自走式の橋のような装備で、この上を通り車のドライバーが自分で運転し、指定された位置に駐車できます。

    船尾ショアランプを利用して車両を運ぶ
    フェリーあぜりあ 1等客室
  • 船尾ショアランプを利用して車両を運ぶ
    フェリーあぜりあ 1等客室
  • 今までに最も印象に残った出来事

    船体整備のため広島へ回航中に、鳴門大橋や瀬戸大橋などの大きな橋の下を通過したときに、船からならではの視点で橋を見上げたことです。

    航行中、最も素晴らしいと思った景色

    各島の出航時に見える海は水が澄んでおり、桟橋付近の海底がくっきり見えて綺麗です。あと富士山が時々見えることは私だけでなく乗組員全員好きな景色です。

働く船・働く人図鑑

貨物の種類と船の種類

伊豆諸島への貨物輸送は大きく2パターンにわかれています。貨客船が生鮮食料品や雑貨といった荷物を輸送し、貨物船が車や建築資材など、大きすぎて貨客船で運べない荷物や危険物、産業廃棄物などを運搬しています。

貨客船は、コンテナを載せるスペースが船の前方に、後方に旅客スペースが備え付けられています。
貨物船は、車や建築資材、食料品、小口雑貨、ガソリンの他、島で出たゴミや産業廃棄物まで何でも運びます。
  • 貨客船は、コンテナを載せるスペースが船の前方に、後方に旅客スペースが備え付けられています。
  • 貨物船は、車や建築資材、食料品、小口雑貨、ガソリンの他、島で出たゴミや産業廃棄物まで何でも運びます。

貨物船の動き

貨物輸送を支えている船の日々の動きを簡単にご紹介します。

1日目:芝浦(東京)→各島へ

早朝から島から送られてきた荷物をおろします。車やスクラップなど様々ですが、青ヶ島では肉牛を生産しているため、あおがしま丸には牛が乗ってくることもあります。
写真は第五十八日祥丸が水族館用に運んできた海水をコンテナに入れ替える様子です。大量なので入れ替えも一苦労。この日はすでに入れ替え7回目!
おろしの作業が終わると、すぐに島行きの荷物を積む作業が始まります。船倉(荷を積むところ)にコンテナが次々と入れられていきます。
荷役作業は陸上作業員と船の乗組員の協力が不可欠。安全かつ丁寧に運びます。積荷が終わると夕方の出港時間まで待機して、いよいよ出港。
  • 早朝から島から送られてきた荷物をおろします。車やスクラップなど様々ですが、青ヶ島では肉牛を生産しているため、あおがしま丸には牛が乗ってくることもあります。
  • 写真は第五十八日祥丸が水族館用に運んできた海水をコンテナに入れ替える様子です。大量なので入れ替えも一苦労。この日はすでに入れ替え7回目!
  • おろしの作業が終わると、すぐに島行きの荷物を積む作業が始まります。船倉(荷を積むところ)にコンテナが次々と入れられていきます。
  • 荷役作業は陸上作業員と船の乗組員の協力が不可欠。安全かつ丁寧に運びます。積荷が終わると夕方の出港時間まで待機して、いよいよ出港。

2日目:各島→芝浦(東京)へ

どの貨物船も基本的に1日目の夜に東京を出港し、翌日早朝に各島に到着します。あおがしま丸は通常、八丈島と青ヶ島間の往復ですが、毎週1回は必ず東京に来て、青ヶ島の荷物を東京との間で輸送しています。
各島での荷役作業が終わり次第、東京に向けて出航し、2日目の夜には東京に到着。そして次の日にはまた東京で荷役作業を行うというパターンを繰り返します。
  • どの貨物船も基本的に1日目の夜に東京を出港し、翌日早朝に各島に到着します。あおがしま丸は通常、八丈島と青ヶ島間の往復ですが、毎週1回は必ず東京に来て、青ヶ島の荷物を東京との間で輸送しています。
  • 各島での荷役作業が終わり次第、東京に向けて出航し、2日目の夜には東京に到着。そして次の日にはまた東京で荷役作業を行うというパターンを繰り返します。

はたらく船と、
はたらく人たち

  • 時化に強い頼れる貨客船「あおがしま丸」
  • 貨物船のリーダー的存在「友正丸」
  • 友正丸は水族館で使用する海水も運んでいます。運んできた海水をコンテナに入れ替えて輸送しています。
  • 八丈島を背景に海を走る友正丸
  • オレンジカラーがチャームポイント「第五十八日祥丸」。後ろには姉妹船の友正丸も
  • 次々と車を乗せる第五十八日祥丸
  • 歴史を受け継ぐ三代目「橘丸」
  • 車も運べるカーフェリー「フェリーあぜりあ」
  • 島に到着し、船尾のショアランプを下ろすフェリーあぜりあ。島に無事に到着してホッとした空気が流れています
  • 船の乗組員と陸上作業員が協力し合って、慎重に荷役作業を行っています
  • 大きな貨物の荷役には危険も伴います。各作業スタッフの連携がとても大切です
  • 船首にある鳥居みたいなものは、デリックポストと呼ばれる荷役装置でクレーンの一種。離着岸時に風や潮などの影響をすごく受けるため、特殊なデリックポストが取り付けられています
  • デリックポストを使用してコンテナを船倉に運ぶ様子。デリックポストを操作する人、近くで指揮する人、また船倉内にも荷物を見守る人がいます
  • 船倉内の様子。コンテナを積める数は船により違いますが、友正丸の場合は最大船倉内に36、デッキに24も積めます
  • きれいにコンテナが詰め込まれていきます。船倉内に荷物を積み終えると、ハッチという蓋を閉めて、さらにその上にも荷物を積むことができます
  • コンテナの修復も大切な作業。コンテナ全体を塗るのはとても大変な作業で、1日で2個が限界です
  • 船の洗浄風景。乗組員がホースで勢いよくシャワーをかけてあげます。船も気持ちよさそうです

船にまつわる小話

10周年記念フォトコンテスト

10周年を迎えた各船のお気に入りの写真を
ハッシュタグ「#tkg10周年」を付けて
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豪華賞品をプレゼント!

応募期限 2024年 6 30 日 (日)

入賞者発表:2024年10月〜11月頃を予定