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<レポート>新さるびあ丸、軸芯見透しとは…

2019.09.18

こんにちは、新造船プロジェクトチームです!

新さるびあ丸は機関室周りのブロック搭載が上甲板まで完了したので、
軸芯見透しが行われました。

軸芯見透しは、プロペラを取り付ける前に行う重要な作業の一つです。
鉄は太陽の熱で膨張するため、温度変化の小さい早朝に行われます。

船体のブロック搭載、溶接によって軸芯に生じた”ずれ”を修正しプロペラと主機を一直線に結ぶために、軸芯のマーキングを行います

 

軸芯の計測は主機艏側に光源を置き、軸芯を確認

外側から内部基準点と一直線になるよう見透します。

※お写真でご紹介したいところですが、三菱造船さんの素晴らしい技術のためお見せできないのが残念です。

 

これから、10日程かけて「ボーリング」作業を行い、プロペラ軸を挿入する準備を行います。
そして、いよいよ10月にはプロペラが取り付けられます。

プロペラ軸、プロペラ取り付けもレポートしますのでお楽しみに!