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<レポート>新さるびあ丸、竣工・引渡し!

2020.06.5

こんにちは、新造船プロジェクトチームです!

 

昨年1月に着工した新さるびあ丸。
約1年5カ月にわたる建造を経て無事に竣工し、本日三菱造船株式会社様による船の引渡しが完了しました…!
今回はその様子をご紹介します!

 

 

船の引渡しを行う儀式を「引渡し式」と言いますが、引渡し式に先んじてまずは新さるびあ丸操舵室で「船霊祭(入魂式)」が執り行われました。

船霊(ふなだま)とは、船に宿るといわれている守り神です。
船霊祭は、船の就航前に船霊さまを祀り航海安全を祈願する大切な神事なのです。

 

儀式はお清め、お供え、祝詞奏上と続きます。



そして最後に、神酒をいただきます。

船長をはじめとする、東海汽船乗組員も出席しています。

 

 

続いて、トップデッキに移動し引渡し式を行いました。

三菱造船株式会社の大倉浩治社長様より引渡書を授与いただき、当社社長の山﨑より受領書をお渡ししました。

 

引渡し式のあとは、いよいよ出航です。
新造船のイメージソング「Islands Blue」が流れるなか、建造に携わった造船所職員の皆様にお見送りいただき東京へと旅立ちました。

誕生した下関を離れ、竹芝に向かう船齢0歳の新さるびあ丸。
これから、東海汽船の、そして東京諸島の新たな歴史を紡いでくれることでしょう。

今日はその記念すべき第一歩の日となりました!

 

 

新さるびあ丸は6月8日(月)の午前中に竹芝に入港する予定です。
その後、初就航の6月25日(木)まで東京諸島の各島で入港・接岸の訓練等を行います。

 

その様子もまたレポートでご紹介します。
では次回もお楽しみに!!